銀行の利率と生命保険の予定利率の違い

JUGEMテーマ:貯金 マネー 生命保険 幸せなお金と時間の使い方
 
「少しでも利率のいいところに預けたい。」
 
貯蓄している人やこれからしようとしている人の誰もが考えることではないでしょうか。
 
そんな時にまずは商品の「利率」を確認すると思います。
 
銀行でも生命保険でも「利率」という言葉を聞きますが、それぞれの違いをご存知ですか?
 
まずは銀行の利率。
 
これは身近ですし、わかりやすいです。
 
例えば利率1%の預金口座に1年間100万円預けておくと、1年後に利息1万円が付きます。
(正確には税金約20%が引かれるのでもっと少ないです。)
 
『利率の数字分の利息−税金=自分に入ってくる金額』
という考え方です。
 
利率が高ければ高いほど自分に入ってくる利息の金額が大きくなり、利率が低ければ低いほど自分に入ってくる利息の金額が小さくなります。
 
これに対して保険の利率は考え方が少し異なります。
 
ちなみにタイトルにも書いた通り、保険では「予定利率」という言い方をします。
 
この予定利率を貯蓄商品に当てはめると、確かに予定利率は高ければ高いほど受け取り総額が大きくなったり、元本回復するまでの期間が短くなったりするものではあります。
 
しかし、予定利率が1%の一時払終身保険に100万円払って入れば1年後に1万円増えるという意味ではありません。
 
予定利率が高ければ高いほど少ない保険料で高い保障が買えるということなのです。
 
予定利率が低ければ低いほど高い保険料で安い保障を買うことになります。
 
保障の割安感を表しているというのがわかりやすいでしょうか。
 
例えば、予定利率が高い時代に30歳の人が100万円支払って一時払終身保険に入ると200万円の保障を持てるとします。
 
予定利率が低い時代に30歳の人が同じ100万円支払って一時払終身保険に入ると110万円の保障しか持てなかったりします。
 
どちらが割安感があるかは一目瞭然ですよね。
 
ちなみに上記の200万円と110万円という数字は割安感をわかりやすくする為に適当に当てはめていますので、実際に予定利率が高い時代にこれだけの保障を持てるという意味ではありません。
 
そして、一時払終身保険や個人年金などの貯蓄型の保険だけではなく、完全掛捨て型の定期保険にも予定利率は適用されています。
 
今回何を言いたかったかといいますと、貯蓄商品を選ぶ時に銀行の利率と保険の予定利率を同じ定義で考えてはいけませんということです。
 
利率1%の預金と、予定利率1%の保険は同額の利息が付くわけではないのです。
 
貯蓄タイプの生命保険の利率を確認する時に
「利率は何%ですか?」
と質問すると、予定利率を回答されることもあるので気をつけてください。
 
じゃあどんなふうに質問すれば双方のずれがなくなるの?
 
「×年後の返戻率(へんれいりつ)は何%ですか?」
「×年後にいくら増えていますか?」
 
この聞き方ならまず間違いないでしょう。
 
ちなみになぜ「×年後」というフレーズを含めたかといいますと、保険の貯蓄商品の場合は「×年以内に解約すると元本割れする」ということが多いのと、「毎年必ずしも一定額ずつ増えるわけではない」という点を考慮してのことです。
 
本当はこれくらいのことは保険会社の人も専門用語がわからない素人に対して気遣って答えてほしいものですが、平気で予定利率を回答する人がいる以上、加入者側も気をつけた方がいいのかもしれません。
 
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