12月に契約した保険をその年の生命保険料控除の対象にする方法
- 2018.12.15 Saturday
- 13:34
JUGEMテーマ:税金と確定申告:幸せなお金と時間の使い方:生命保険:貯金:マネー
こんにちは、サー子です。
12月も半ばに差し掛かり、今年も残すところあと半月となりました。
10月頃から勤務先で年末調整の書類を記入するよう促され、提出された方も多いのではないでしょうか?
書類の記入は面倒くさいけれど、余分に支払った税金を少しでも取り戻すためにせっせと記入して提出した方も多いと思います。
会社員が年末調整の書類に記入することで税金の控除の対象になるものといえば、生命保険料控除ですよね。
厳密に言うと、生命保険料控除は
- 一般生命保険料控除
- 介護医療保険料控除
- 個人年金保険料控除
の3種類に分かれています。
個々の説明はここでは省略しますが、3種類それぞれに年間支払保険料8万円を上限として、
- 所得税4万円
- 住民税2万8000円
という控除の上限枠が設けられています。
ちなみにそれぞれの年間支払保険料が8万円に満たない場合は、所得税と住民税の控除額も少なくなります。
昨年よりも前から生命保険を契約している方は、控除枠を上限まで使い切っている方もいらっしゃることでしょう。
今日は、
「12月の今、生命保険の加入を検討しているけれど、どうせ今年の控除の対象にはならないから来年になってから加入すればいいかな」
と思っている方に向けての話をします。
確かに、今から保険に加入して通常通り月払で契約すると、今年の控除枠を使い切るのは難しいです。
多くても1ヶ月分の保険料が控除の対象になるだけですよね。
場合によっては、保険料の支払いが翌月からになり、今年の控除の対象にはならないことも十分ありえます。
そこで、今年の生命保険料控除の対象にする裏技を紹介します。
12月中に生命保険の加入を検討中の方は、月払ではなく年払にしてみてはいかがでしょうか。
その名の通り、月払とは毎月保険料の支払いをすることで、年払とは年に1回1年分の保険料の支払いをすることです。
12月中に年払の生命保険に加入して、年払で年間保険料を「12月中に支払えば」それは全額今年の生命保険料控除の対象にすることができますよ。
12月中に支払うというところが大事です。
年払の生命保険に加入しても、保険料の支払いが1月以降であればその保険料は来年の生命保険料控除の対象にまわるということです。
どうしても今年の生命保険料控除の対象にしたいのであれば、
- 年払の場合いつ保険料を支払うのか
- 今年の生命保険料控除の対象にしたい
これを保険会社に確認することが大事です。
あとは、来年以降も年払でいいのであれば特に必要ありませんが、来年以降は月払にしたい場合はそれが可能かどうかも確認してみてください。
お役に立てたらうれしいです。